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耳下腺腫瘍(深葉)-右耳下の腫れに気づく

もう ずいぶん日がたってしまいましたが しばらく耳下腺腫瘍の手術で入院しておりました。

今日までほとんど風邪さえひかない丈夫な体で健康自慢を誇っていたのですがある日突然の出来事で、まさに晴天のへきれきとはこの事かと思いました。

初めての入院体験を記録として残しておこうと思います。

右耳下の腫れに気づく

それは、何気ない食事中の一言から始まりました。

2009年8月13日(水曜日)
友人と食事をしていた時の事、他愛のない雑談をかわしておりましたが、向かいの席に座るその友人がぽつんと一言

(友人)
「先ほどから気になるのだけど、少し肥った?耳の下の方のあごあたりがふっくらしているよ。」

(私)
「ん・・・??」

中年と呼ばれる年代となって久しい私ですが、いままで肥った等と言われた事は一度もありません。
それどころか、未だに体脂肪10%台後半を誇る筋肉質のナイスボディであります。

(私)
「まさか?そういえば最近、運動不足かなぁ?でもお腹は弛んじゃいないよ。」
「先週の休みに家の周りの草刈をしていてあちこち"やぶ蚊"に刺されたので腫れているのかな?」

そういえば数日前、鏡に向かって髭をそっている時「なんだかあご下に弛みが目立ってきたなぁ・・、年取るとはこういう事なのかなぁ・・」等としみじみ思っておりました。

等と考えながら気になってお店のトイレの鏡の前で耳下を確認・・・

確かに少しふっくらしています。
でもふっくらしているのは右耳下で左はなんともありません。これは肥ったのではなく腫れていたのです。

"やぶ蚊"に刺されたにしては痛くもかゆくもないし、耳下だとリンパ腺だけどこれも痛くは無いので・・・なんて考えているうちに少し嫌な予感が胸の内に広がりました。

しかし今日は8月13日、世の中はお盆休みであります。
しばらく様子をみて お盆休みが空けてもまだ腫れていたら病院へ行ってみようかな?等と考えておりました。

病院は何科を受診すればよいのか?

お盆休みの間、何事もなく過ごしておりました。右耳下の腫れは気にはなっているものの何しろ痛くもかゆくもありません。(この痛くもかゆくもない と言うのがかえってなんとも言えない漠然とした嫌な予感を伴っていて、少し憂鬱でした。)

とりあえず、「耳下の腫れ」というキーワードで Google 検索すると 色々な病名が出てくるのですが その中で「痛みを伴わないのは悪性の腫瘍の可能性がある」という言葉を見つけてますます 憂鬱な気分になりました。

とりあえず診療科は 耳鼻科と言うのがわかり 休みあけに耳鼻科を受診しようと決めました。

病院へ行く - 耳鼻科

耳下腺が腫れているのではないか?

2009年8月18日(火曜日)

ようやく、お盆休みがあけて 耳鼻科へ・・・
実はこの耳鼻科の先生は以前からのちょっとした知り合いでした。が今まで一度も診察を受けたことはありません。
そう、僕はめったに風邪さえひかない健康自慢だったのです!

(耳鼻科の先生)
私の右耳下をちょっと触るやいなや
「ん・・、こりゃ耳下腺かなぁ・・?」

(私)
「ジカセン???」
この時僕は "耳下腺"という単語を知りませんでした。"リンパ腺"という言葉が出るのを予想していた僕は
「先生、その"ジカセン"と言うのは何でありますか?」

この時が耳下腺との最初の出会いでありました。

何でも " 耳下腺"と言うのは唾液腺の一つで 「唾液を分泌する臓器の一つだそうな」

本日の処置は

  • 血液検査の為の採血。
  • 抗生物質1週間分を処方される。

炎症で腫れているのであれば抗生物質で腫れが引くと思うのでとりあえず1週間飲んで週末に検査結果を聞くということで本日の診療は終了です。

その後、知り合いの先生と言うこともあり少し雑談して 気分も若干晴れて帰ってきました。

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