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耳下腺腫瘍(深葉) - 耳鼻科受診 右耳下の腫れ

最初の受診から5日間、抗生物質を呑みながら血液検査の結果がでる22日を待ちました。
その間、普段はめったに鏡で自分の顔をまじまじ見ること等無かった僕ですがこの5日間は気がつくと何度と無く鏡の前で右耳下の腫れ具合をチェックしていました。

処方された抗生物質を毎日飲み腫れがひいていないかをチェックしていたのですが腫れの具合はいっこうに変化がみられません。

というか 腫れているといってもかすかに膨らんでいる程度でこの間この右耳下の腫れに気づいた人は最初に指摘してくれた友人以外に家族も含めて一人もいませんでした。

あいかわらず痛くもかゆくも無く無症状です。

耳鼻科受診 - 2回目

血液検査の結果を聞きに耳鼻科へ

2009年8月22日(土曜日)

そして 検査結果を聞きに耳鼻科へ2度目の受診行きました。

(耳鼻科 先生)
「血液検査の結果は異常は見取られませんねぇ・・・、腫れはひいていないみたいですね」

(私)
「はい、まったく変化は無いと思います。」

(耳鼻科 先生)
「腫れが何であるかを検査しなければいけないので総合病院の耳鼻科に紹介状を書きましょう。それを持って行って受診してください。」
「たぶん、良性の何か腫瘍のような物があると思いますので超音波検査と CT か MRI での検査をすれば わかるでしょう」

そう、この先生は3年程前に大学病院をやめられて開業されているのでここでは検査は無理なのでありました。

(実はこの時点ではそれほど大事とは考えていなくて まだ耳下腺と言うのも漢字では理解していなくて "ジカセン" という理解でした。まさか最後に手術になるとは夢にも思っていない私でした・・・・)

総合病院の耳鼻科へ - 無駄足

紹介状をいただいて 中身を見ようと思ったら しっかり封印されていていました。
(開封して読んだら、駄目なものなのでしょうか?)

封印された紹介状を見ながら なんとなく又、不安が広がって行きました
とりあえず紹介された病院へ向かいます。なんとなくこんな事は早めに診察を受けて楽になった方が良いように感じました。

しかし今日は土曜日、総合病院は診察が休みでありました。

インターネットで耳下腺を検索して調べてみる

耳下腺 腫れる 無痛 で検索

今まで病気に関してはまったく無縁でしたのであまりの知識の無さに自宅に戻ってからインターネットで耳下腺に関する情報を仕入れようと検索しました。

とりあえず "耳下腺 腫れる 無痛" で検索してみます。
唾液腺がん、悪性リンパ腫、等、やばそうな単語が並んでいます。

その中から "唾液腺がん とは?" を選択してクリック

唾液腺がんとは

唾液腺というのは名前のとおり、唾液(つば)を作る組織のことです。
唾液腺には大唾液腺と小唾液腺があります。さらに大唾液腺には耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つがあり、ここで作られた唾液は管を通じて口腔内に導かれます。

一方、小唾液腺は口腔粘膜やのどの粘膜の一部に存在し、直接口腔内に唾液を分泌しています。

中略

さらに 耳下腺を調べる

耳下腺はどこにあるのでしょうか

耳下腺は耳の前から下、そしてほんの少し後ろにも及び皮膚直下の比較的浅い位置に存在しています。ここは耳下腺の大部分を占め、浅葉と呼ばれています。

一方、耳下腺の一部は、下顎骨(下あごの骨)の後ろを回りこんであごの骨の裏側の深いところに入り込んでいます。ここは深葉と呼ばれています。
つまり耳下腺全体として形はくびれを持った三角錐のようになっています。もちろん左右1対ずつあって、重さは約25gといわれています。子供の頃<おたふくかぜ>にかかって腫らしたところと言えば、なじみが深いかもしれません。

手術の時に注意するものとして浅葉と深葉の間に走っている顔面神経(顔の表情を作る筋肉を動かす神経です)があります。

なるほど、耳下腺には顔面神経が中に走っているのか・・・ ひょっとして腫瘍が進行すると顔面麻痺なんかがおこるのではないか?

耳下腺腫瘍に限定して検索

検索結果の先頭の "耳下腺腫瘍"をクリック

まずは腫脹して何ヵ月になるか からです。 これが前から、つまり数年前からあったか、あるいは最近起こったか、あるいは最近大きくなったかなどもしらべますが最近あきらかに大きくなっているもの、しかも固さが固いもの、表面がでこぼこしてるものは(触れてみて)やはり悪性度は高いものが多いようです。

検索して行き着いたサイトの情報では

良性腫瘍では

  1. 良性混合腫瘍(多形性腫瘍)発育緩徐、頻度としては一番多い。
  2. 単形性腺腫
  3. 粘表皮様腫瘍(ワルチン腫瘍など,これも組織によって分けられます
  4. 脂肪腫、血管腫など  

悪性では

  1. 偏平上皮ガン
  2. 腺ガン  これにも組織によって,腺様襄胞ガン,腺房細胞ガン,酸好酸ガンなど)
  3. 悪性混合腫瘍
  4. 粘表皮様ガン
  5. 本来の耳下腺組織以外の腫瘍,たとえば悪性リンパ腫など

結局ある程度、手術前にいろいろな検査をして、悪性かそうでないか、腫瘍かそうでないか判断は出来ないことはないのですが、この良性腫瘍の1の良性混合腫瘍など30年近く大きいままで、しかも大きさが変わらない場合はあきらかに良性と言えます。

そうでない最近のもので触診(ふれてみて)でしかし、ごつごつしてたり、あるいは急に大きくなった場合などや上記の諸検査の結果悪性も考えられる場合は手術をして一応耳下腺の中の『何か』をとってから組織検査をしてみる場合があります。

ただ耳下腺の場合,腫瘍は放射線療法とか化学療法が効果が少なく、手術でそっくり病変を取る場合が多いです。

このあたりまで 調べて読み進むうちにだんだん深刻度が増してきました。
どうもたとえ良性と判断でたとしても薬等で治療できるものではなく手術は覚悟しなければならないらしい。

しかも 良性、悪性の判断は最終的には手術後摘出して物を病理検査に回して判定を待たなければならないとは・・・

まったく痛くもかゆくも無いのがかえって不気味で不安は広がるばかりであります。

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